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受け身とは

受け身とは、倒れたり転がったりするときに、身体への衝撃をやわらげ、自分の身を守るための動きです。

倒れる・転がる・立ち上がるための基礎練習

人によっては柔道などで投げられたときに行うもの、というイメージをもっているかもしれません。もちろん、それも受け身の大切な役割です。

ただ、受け身の意味はそれだけではありません。

倒れる。

転がる。

床に近いところで身体を支える。

そこから立ち上がる。

そうした動きを通して、身体の使い方や重心の扱い方を確認する基礎練習でもあります。

このページでは、受け身の効果、基本とコツ、種類、練習の進め方を、初めての方にもわかるように整理しています。

受け身を「転倒したときのため」だけに考えると、少し受け身の魅力が伝わりにくいかもしれません。けれど、受け身はアクティブに身体を使うための練習でもあります。

武術やスポーツ、身体を使う活動を続ける中で、床に近い動きや倒れる動きに慣れておくことは、動きの幅を広げる助けになります。

受け身を練習する効果

受け身の効果は、転んだ時に身を守ることだけではありません。

もちろん、転倒したときに頭や首を守る感覚を身につけることは大切です。ですが、受け身を練習していくと、それ以外にもいろいろな身体の要素が見えてきます。

こうしたことを、自分の身体で確認できます。

受け身は、ただ勢いよく転がる練習ではありません。身体を守りながら、倒れる・転がる・立ち上がる流れを少しずつ整理する練習です。

受け身の基本とコツ

受け身の基本は、「強く叩く」「勢いよく転がる」ことではありません。頭や首を守りながら、身体全体で衝撃を分散することです。

そのうえで、まず大切なコツは、身体を固めすぎないことです。

転びそうになったり、床に近づいたりすると、身体は反射的に緊張します。特に、首・肩・背中・腕に力が入りやすくなります。

その状態で無理に動こうとすると、かえって怖さが増えたり、身体の一部に負担がかかりやすくなります。

背中を丸める、視線を整える、腕だけに頼らない、足元から重心を感じる。受け身の練習では、そうした小さな確認を積み重ねていきます。

最初からきれいにできる必要はありません。自分の身体がどこで固まりやすいかを知ることも、受け身の練習の一部です。

受け身の種類

受け身には、いくつかの種類があります。

代表的なものには、後ろに倒れる受け身、横に倒れる受け身、前に転がる受け身、前回り受け身などがあります。

それぞれ形は違いますが、共通しているのは、頭や首を守りながら、身体全体で倒れる力を受けることです。

特に前回り受け身は、前に進みながら転がる動きです。前転に近いように見えるかもしれませんが、単なる前転とは少し違います。頭から突っ込むのではなく、首や背中に負担をかけないように、身体の接地する順番や重心の流れを確認しながら行います。

つばめ会では、参加される方の体力や経験を見ながら、必要な動きを少しずつ確認します。受け身の種類をたくさん覚えることよりも、まずは自分の身体に合った安全な動き方を知ることを大切にしています。

首と背中を守るために

受け身で特に気をつけたいのは、首と背中です。

転んだ時や、床に近づく動きの中で、首が反ったり、頭が先に落ちたりすると危険です。また、背中を固めたまま倒れようとすると、衝撃を逃がしにくくなります。

受け身では、首だけで頑張るのではなく、身体全体の形を整えながら動きます。

背中を丸める感覚。頭を守る位置。腕や肩に力を入れすぎないこと。床に触れる順番。転がったあとに立ち上がる流れ。

こうしたことを少しずつ確認していきます。

怖さを我慢して大きな動きをするより、まずは小さく、安全に、身体の反応を見ながら練習することが大切です。

転んだ時のための受け身と、転倒予防

受け身は、転倒予防そのものではありません。

転ばないための筋力づくりやバランス練習も大切です。けれど、どれだけ気をつけていても、足を踏み外したり、押されたり、バランスを崩したりすることはあります。

転んだ時に身体を固めすぎず、倒れる動きに少し慣れていることは、自分の身体を守る助けになります。

ただし、受け身を一度練習したからといって、転倒しても安全になるわけではありません。受け身は少しずつ身につけていくものです。

つばめ会では、「転ばないため」だけではなく、「倒れる・転がる・立ち上がる動きを通して、自分の身体の使い方を知る」ことを大切にしています。

つばめ会での受け身練習

つばめ会では、中国の投げ技武術「シュアイジャオ(中国式摔跤)」をベースに、受け身や転がる動き、立ち上がる動き、重心移動などを練習しています。

シュアイジャオは、相手を崩す・投げる・投げられたときに身を守る動きが含まれる武術です。そのため、受け身はとても大切な基礎になります。

受け身練習会では、参加される方の体力や経験、その日の様子を見ながら進めます。

練習する内容は、たとえば次のようなものです。

  • 受け身のための準備運動
  • 転がる動き
  • 倒れるときの身体の使い方
  • 床に近いところで身体を支える動き
  • 立ち上がる動き
  • 重心移動
  • 自宅でも続けやすい基礎練習

受け身は一度で身につくものではありません。

そのため、練習会では「その場で完璧にできること」よりも、自分に必要な練習方法を持ち帰ることを大切にしています。

こんな方に向いています

受け身とは何かを、身体で確認してみたい。

転がる動きや床に近い動きに慣れたい。

転んだ時に身体が固まりやすいと感じる。

今の練習では、受け身をじっくり習う機会が少ない。

自分の体力や経験に合わせて、じっくり練習したい。

そう感じている方に向けた練習です。

練習会の日時・場所・参加方法は、受け身練習会のページでご案内しています。

受け身練習会の日時・場所・参加方法はこちらでご案内しています。

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